ショート守備の上達ポイントや練習方法「曲線的な動きとバックハンドと多彩なスローイング」
野球のショートに求められる技術や上達練習方法
ショートは内野手の中で一番打球処理の機会が多いポジションになります。
必然的に守備範囲も広くなりますので、ショートの求められる技術として ・・・
- 回り込む動き(曲線的な動き)
- 細かいステップ
- 素早い動作
- バックハンド(逆シングル)
- 多彩なスローイング
- 強い肩
- 二遊間の連携
など、求められることが多いです。
特に現在ではバックハンド(逆シングル)が使えないとショートとして任せてもらえません。
チームの中では一番運動神経が求められるポジションだと言っても良いかと思います。
まさに、守備の花形のポジションなんですね。
ショートに求められる多彩なスローイング
ショートは動きながら投げることが多いです。
- 深い位置からはしっかりと強く速いボールを投げられる様にオーバースロー
- 定位置からのスローイング
- ダブルプレー(ゲッツー)を取るためのスナップスロー
- 動きながらのジャンピングスロー
- 素早いランニングスロー
など色々なモーションを身に付ける必要もあります。
内野手の中で一番動きながら捕球する事が多いポジションになります。
また、各ポジションに共通しますが、当然ショートも状況・配球・打者でポジショニングを調整する必要があります。
ポイントとしては、右打者へのアウトコースの変化球です。
外角だからと言って単純に二遊間寄りに守ってしまいがちになります。
しかし、意外に引っかけた打球が多く三遊間に転がるケースも多いです。
ショート守備の打球傾向
それでは、ショート守備ではどの様な打球が飛んで来る事が多いのでしょうか?
これからのデータは第95回甲子園でのデータになります。
☑ ショートへの打球方向
- 正面への打球 68%
- 右側(サード方向)への打球 19%
- 左側(セカンドベース方向)への打球 13%
☑ 捕球体勢
- 両手でのキャッチ 56%
- シングルでのキャッチ 44%
☑ ゴロへの対応
- 前進しての捕球 40%
- 打球を待っての捕球 60%
というデータが出ています。
ショートは内野手の中で一番守備範囲が広く、動きながら捕球するためにバックハンド(逆シングル)を使う機会も一番多いです。
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