一塁ランナーの役割「バッテリーにプレッシャーを与え打者を助ける!」
ヒットや四死球で一塁へ出塁し「一塁ランナーになった場合」にはどういった役割やポイントがあるのでしょうか?
まずは、ベンチから次に何を仕掛けるのかのサインを確認します。
- 送りバント?
- ヒットエンドラン?
- 盗塁?
- 打者にヒッティングのサイン?
などのサイン確認ですね。
サインの確認は、どの塁のランナーになった時でも同様に行う事になります。
その他にも、複数ランナーがいる時なども色々なサインが出るでしょう。
- ランナー一塁三塁での二塁への盗塁の仕掛け
- スクイズ
- 右方向への打球
など、自分自身だけでなく他のランナーとの関係性も重要になります。
まずは、全ランナーに共通している技術が「リードオフ」になります。
一塁ランナーのリードオフ・リードの種類・バッテリーへのプレッシャーの詳細については、下記記事よりお読み頂けます。
一塁ランナーの役割は?
☑ 一次リードの幅の基本は「横に手を広げた幅から + 2歩分」
- リードの際にはクロスステップで足を運びます
- ピッチャーを見ながらベースを離れます
- 二塁方向へ背を向けながら「横に手を広げた幅から + 2歩分」進みます
- 最後にベースとの距離を微調整
というのが基本です。
「横に手を広げた幅から + 2歩分」と記載していますが、簡単に言えば「3歩程度」になります(笑)
☑ 一塁ランナーの役割
まずは、全力疾走でダブルプレー(ゲッツー)という最悪な状態は阻止したいです。
そして、エンドランや長打の時には三塁・ホームへの生還と、一つでも次の塁を狙っていきます。
☑ 左投手の牽制について
最近では増えて来ましたが、やっぱり一塁ランナーにとって、違和感がありリードが難しいのが左投手ではないでしょうか?
右投手と違い、左投手への注意点はどういった部分なのでしょうか?
左ピッチャーは体が一塁側へ向いているために、牽制が来るのか?打者へ投球するのか?という動きがギリギリまで分かりにくいです。
右ピッチャーは素早い回転で牽制するので、一般的には「左ピッチャーの方が牽制がゆっくりした動作」だと言われています。
また、左ピッチャーにはランナーが丸見えなのでプレッシャーも与えやすいです。
そのために「左ピッチャーでは右ピッチャーよりもリードオフの幅を大きく取る」と言われます。
ただし、牽制が上手な左ピッチャーでリードオフを大きくするのはリスクが伴います。
牽制がうまくない左ピッチャーではリードオフを大きくして、上手な場合にはリードは大きくしないことです。
☑ 楽天#45 川井貴志の牽制