キャッチャーの守備「司令塔で扇の要」技術や練習方法!求められるのは動ける捕手
キャッチャーは守備の中で、唯一グランウド外に出て良く、一人だけ野手と対面する位置にいる特殊なポジションになります。
キャッチャーに求められる技術は多いのですが、今回はポイントを絞って説明したいと思います。
キャッチャーの守備は、捕球・送球・インサイドワーク(リードや配球や守備の支持など)が必要になります。
また、近年では「動けるキャッチャー」が求められています。
簡単に言えば、素早い動作ですね。
瞬時のスローイングや防具を付けての瞬間的な動きですね。
打球処理での野手への支持
バント処理・緩いゴロなどでは、キャッチャーはランナーが見えています。
逆に、内野手は見えないことが多いです。
ですので、ランナーがいる際には、セカンドで封殺するのか?セカンドは間に合わないのでファーストへ送球をするのか?
という判断をして野手へ支持をすることが必要になります。
自分でゴロを処理する場合には、ミットと手を合わせながら補給することにより、しっかりとボールを握ることが出来ます。
人工芝ではボールが止まりやすいことを知っておきましょう。
キャッチャーは素早いスローイングが必要
- バント処理はランナーをアウトにするためにスピード勝負です
- 盗塁阻止や牽制も素早く投げる必要があります
この様に、キャッチャーは素早いスローイングが必要になります。
素早いスローイングのポイントは「コンパクトに送球する」ことです。
送球フォームは大きくでなくコンパクトにすることで、素早いスローイングが出来ます。
キャッチャーのスローイング(送球)のポイントは、手に持ったボールを素早く「肘を上げ耳の後ろ」に持っていくというイメージになります。
オリックス伊藤光捕手のスローイング
キャッチャーフライの捕球のポイント
キャッチャーフライは、バットの上っ面に当たって上がります。
ボールに回転がかかり打球が上に上がりながら軌道は「グラウンドの方向」に押し戻されてきます。
ですので、キャッチャーフライを捕球する時には、グラウンドに背を向けて捕球します。
グラウンドを正面にして捕ると「ボールが逃げていく」ので落球しやすいです。
☑ キャッチャーフライ集
※打球がグラウンドへ飛んでいるのはミスになります(笑)
キャッチャーのブロック禁止!
2014年からメジャーでコリジョンルールが適応され、日本プロ野球でも2016年から導入されました。
コリジョンルールとは、ホームでのブロック禁止・走塁妨害禁止になります。
ですので、今まではホームをレガーズで隠してブロックをしていましたが、これが出来なくなりました。
今後は、全団体がこの流れになってくるかと予想されます。
キャッチャーはホームの前に出てからのタッチプレーになりますので、体の柔軟性や素早い動きが求められます。
その他にもキャッチャーは、野手からファーストへの送球が逸れた時のバックアップにも入らなければいけません。
キャッチャーの上達や守備練習
キャッチャーの技術向上での上達や守備練習の方法は色々とあります。
それを順序良く、しっかりとした技術理論で教えてくれるDVDがあるんですね。
それが「野球キャッチャー練習育成上達プログラム」で定詰雅彦の一流のキャッチャーになれるDVDになります。
野球はスポーツですので、動きと解説があると上達の早さが全く変わってきます。
- キャッチャーとして上達したい
- キャッチャーのレンギュラーになりたい
- キャッチャーの練習方法を知りたい
- キャッチャーの技術指導をしたい
その様な時には、一度野球キャッチャーDVDを確認してみて下さいね ^^ /